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病院のホームページ|制作編
病院やクリニックのホームページはどのように作ればよいのでしょう?
もともと広告には厳しい業種である医療施設において、唯一ホームページだけが、病院紹介や施設案内を比較的自由にできる媒体といえるのですが、そのホームページにもしっかりとしたガイドラインがあるのです。
平成17年10月に日本医師会より「医療施設ホームページのあり方−会員医療施設HPおよび医療情報提供のガイドライン− 」というタイトルのガイドラインが公開されています。ホームページの内容はこの範囲内での紹介になるのです。
ですが、ガイドラインをしっかり熟知したうえで制作するホームページは、医療施設にとって有効な宣伝・紹介ツールであることは間違いないのです。ではここで簡単に、ホームページを制作するにあたっての主なコンテンツをご紹介していきます。
まずは、外来に関する案内
├ 診療科目の一覧・診療内容
├ 休日や診療時間
├ 健康診断や予防接種の受付など
├ 診療に関する詳細な説明
次に、施設案内
├ 受付や診察室の写真など
├ 治療器具や設備などの写真と説明
├ 病院までの地図
├ 駐車場の場所・台数
├ 地域の関連医療施設の案内
次に、病院の概要について
├ 院長の挨拶や経歴紹介
├ 地域に関する取り組みや経営理念
├ 患者からのお問い合わせフォームの設置
├ 個人情報保護への取り組みについて
最後に、求人案内
├ 看護士・事務員などの募集要項
├ スタッフの声
├ 募集入力フォームの設置
ここに挙げた内容はほんの一例です。診療科によってはもっとたくさんの情報を発信できるのではないでしょうか。「医療施設は発信することがない」とおっしゃる院長にお会いすることがありますが、想像以上に充実した内容、そしてその情報が人々に求められているのが医療という業種ではないでしょうか。